FIPchobi は、現在準備中です。
【チョビとの出会い】
チョビとの出会いは2021年7月29日。
夕方5時頃、私が仕事から車で帰宅途中、道路の端にゴミを発見。チラッと見ると動いている?!
-

(写真:チョビを見つけた場所)
子猫だと分かりました。そのはトラックなども多く通る道のため、保護しなければ轢かれてしまうと思い、とっさに端に車を停車。みると、子猫に間違いありませんでした。
野良猫の子かと思いましたが、近くに母親らしき猫はいつまでたっても現れません。
私が近寄ろうとすると、子猫は近くの竹林のなかに逃げてしまいました。急いでついていき、竹林の中を覗き込むと、ちょこんと座った子猫の顔には可愛らしいチョビ髭柄が。一瞬で心を奪われてしまいました。
竹林から出てこないので、その場を一旦去りましたが、戻ってくると、また道路脇まで出てきていました。そして、近づくと竹林にまた逃げてしまうのくり返し。
このままでは、道路に出て車に轢かれるのも時間の問題だと思い捕獲を決意しました。
-

(写真:チョビが隠れた竹林)
知人に、猫用のフードを買ってきてもらいおびき寄せるも中々手の届くところまでは来ません。しかし、かなりお腹が減っていたのか、必死で回りに置いたフードを食べていました。また、その子は逃げ去ることはせず、必ず私達が見える距離で留まっていました。そのため、野良猫の子ではなく捨てられた可能性が高く、本当は甘えたいけど怖さもあるのではないかと思いました。
捕獲を試みて数時間が経ち、日も落ちて真っ暗になりました。餌を与えすぎたのか、「げふっ」とゲップをし、奥で毛づくろいを始めたことから捕獲を断念。
しかし、危険な状況には変わりなく、朝もしかしたら亡くなっているのではないか、そしたら後悔すると思い、動物愛護団体さんに連絡し捕獲機を借り、現場に設置しました。時刻は夜の11時を過ぎていました。やれることはやった、あとは捕獲機に入っていることを願うのみ。

(写真:設置した捕獲機)
朝、捕獲機の場所に行くと、捕獲機の中に子猫が入ってくれていました。あの時の安堵は今でも忘れません。

(写真:捕獲機のまま車に乗せた時)
家に連れて帰り、無事に保護しました。
チョビ髭柄が特徴的だったので「チョビ」と名付けました。
(写真:ケージに入れて固まったチョビ)
ゆっくり手を差し出し触ると、ゴロゴロと喉を鳴らして喜んでくれました。
チョビは人が大好きな子猫だったのです。チョビは体中にダニが吸い付きノミもたくさんいました。
過酷な状況の中で、たった1匹で生き長らえていたのです。

(写真:手にすり寄るチョビ)
私の実家では犬を飼っているため、一緒には飼えないと思い里親探しを始めました。
幸いにも、友人のお母さんが「面白い柄でかわいい」と里親を名乗り出てくださり、里親さんがすぐに決まりました。
譲渡前の健康診断のために動物病院に行きました。 (【通院の始まり】に続く…)
