FIPchobi は、現在準備中です。

【通院の始まり】

2021年8月4日
・チョビ初めての病院

・体温を測定し40℃以上の高熱あり。(正常な体温は約38℃)

・眼が赤いと先生に言われ「ブドウ膜炎」と診断。
 ブドウ膜炎は、体のどこかで炎症が起きている証拠であるとのこと。

・奥歯の歯茎に穀物のようなものが刺さり、歯の骨が見えている状態。
 この炎症が高熱とブドウ膜炎を引き起こしているのではないかという見解

・抗生剤のお薬を処方してもらう。

2021年8月10日・8月18日

・再診

・熱あり

・歯茎の傷は順調に治ってきている

・ブドウ膜炎あり

・同様の抗生剤の薬と目薬を処方してもらう。

2021年8月26日

・歯茎の傷は完治

・高熱とブドウ膜炎は収まらない

・血液検査を実施→炎症数値が平均の10倍

・猫エイズ・白血病検査→陰性

・抗生剤の種類を変えて、薬を処方してもらう。

先生が「猫伝染性腹膜炎(FIP)」の可能性もゼロではないと言われました。

この病気があることは知っており、お願いだからそれだけは避けたいと強く願いました。

2021年9月3日

・眼球に外傷がないか検査→(結果)外傷なし

・血液検査→炎症の数値がほとんど変わらない

炎症に対して抗生剤が効かないこと、ブドウ膜炎が治らないことから、「猫伝染性腹膜炎(FIP)」 である可能性が極めて高いと診断されました。しかし、それ以上の治療はできないと言われました。

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「猫伝染性腹膜炎(FIP)」の猫は99.9%の致死率であること。特効薬は高額であることは知っており、私がそのような猫を飼ったら、高額医療は諦めて、最後まで責任をもって看取ると考えていたことがありました。

そして、今、目の前の猫がその病気を患っている可能性があることに、私は強く動揺しました。


当時はまだ元気もあり、ブドウ膜炎と熱が気になる程度で、それ以外はよく遊び、ご飯も食べていました。しかし、徐々にブドウ膜炎が酷くなり、眼が充血。身体の動きも衰えてきました。

「猫伝染性腹膜炎(FIP)」ではない可能性もあるのではないか。より詳しく調べてもらうために、福岡の病院を予約しました。
そこには「猫伝染性腹膜炎(FIP)」を専門にした先生が東京からきているためです。
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2021年9月24日

予約した福岡の病院に行き、より詳しい血液検査をしてもらいました。

先生は、症状的にFIPで間違いないのではないか、今すぐ特効薬である高額な薬を始めたほうがいいと言われました。

恥ずかしながら投薬を開始する覚悟も金銭的余裕もなく、私はそこで答えを出せませんでした。

そして、まずはステロイドのお薬で様子をみることに。

2021年9月30日

・福岡の病院へ再診

・蛋白(たんぱく)の検査結果の説明→FIP発症の可能性が極めて高いと言われる

その後、チョビはご飯をほとんど食べなくなり、急激に痩せていきました。
歩くのもやっとで、ずっと寝ていることが多く、私がいるときは私にひっつきながらずっと寝ていました。

最初に通った病院の先生から「最後は全身痙攣を起こして死ぬよ」を言われたことを思い出し、このまま、この子の死を黙って受け入れることはできない、できることはしてあげたいと特効薬の使用を決心しました。

 (【投薬について】に続く…)